一年の始まりの特別な3つの効果 vol.27 藤村 七美

あけましておめでとうございます。
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皆さんは新年を迎えるにあたり、何か新しい目標を掲げられましたか?
それとも、ただの1日として、普通に過ごされましたか?
世間一般では、「一年の計は元旦にあり」と、よく言われますが、心理学的にはどうなのでしょうか。

「元旦」という日、自体が、人に一年の始まりの特別な一日という心理を働かせやすくし、去年の出来事を「水に流して、気持ちを刷新させる」という、「心機一転」の効果をもたらすのです。

カウンセリングやコーチングなどでも、「何か具体的な成果を得る」ためのコツとして、「具体的な目標設定」と「小さな成功体験の積み重ね」は重要であり、メンタル的にも、「具体的な目標設定」に最良な日が「元旦」なのです。  

皆さんも「元旦」に「具体的な目標設定」をし、今年一年、実りある年にしていきませんか?

「元旦」に「具体的な目標設定」する際に、最も重要なのは、今の自分の立ち位置を、正しく把握する事です。
自分が、どこに立っているのか?わからない状況下で、「具体的な目標設定」は出来ません!

ではどのようにすれば、今の自分の立ち位置を、正しく把握する事が出来るのでしょうか?
それは、「去年一年間を振り返る」(リフレクションする)ことです。

去年立てた目標の中で、出来た事、出来なかった事を正しく把握する事がとても重要です。
出来たことに対しては、自分を誉めることにより、自信につなげることができ、次へのモチベーションUPの効果が期待できます。

逆に、出来なかった事に対しては、なぜ出来なかったのか?という、原因の分析をした上で、今年も引き続きチャレンジする価値があるか?どうか?を自己判断します。

まず始めに、「去年一年間を振り返る」事からはじめ、自信とモチベーションUPした状態で、「具体的な目標設定」をし、実行する事で成果を挙げていきませんか?

最後に、「一年の計は元旦にあり」の、意外な心理的効果をご紹介します。
皆さんは普段、どの位ご自分との約束を忠実に守っていますか?

諸説ありますが、ある分析結果によると、大学生の80~95%、成人の15~20%は、「明日やればいい」と、自分との約束を先延ばしする、思考回路のクセが定着しているのだそうです。

ではなぜ、自分との約束を先延ばしにするのでしょうか?
理由は簡単で、人との約束の場合、守らなければ迷惑がかかるし、自分も困るのですが、自分との約束にはそれがないため、安易に考えている人が多いからなのです。

しかし、ちょっと考えてみてください!
自分との約束を守れない、という状況を続ける事により、果たしてご自分の将来は明るいと言えるでしょうか?

他人は自分の思い通りに動いてくれませんが、唯一それが可能なのが「自分自身」です。
自分との約束が守れない事により、未来の自分に、ご自身で迷惑をかけている事になりませんか?

この、先延ばし症候群のリセット効果が、元旦、つまり「一年の計は元旦にあり」という、心理的要素から期待が出来るのです。

あなたも、「元旦」に自分との約束の先延ばしをリセットし、ご自身との約束を忠実に守る事で、明るい未来を自らの手で築いていきませんか?

私も先延ばし癖がありますが、捉え方ひとつで、人生は自分の望む方向へ舵を切れるのだ!という、希望が湧いて
きました。

2020年が、みなさんにとって良い一年となりますように。

夢プロ10 藤村七美

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