理想の暮らしの明確化で新たなスタートを

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年を迎え「今年こそ片付けを進めてさらに快適な暮らしを送りたい!」と決意を新たにされた方もいらっしゃるかもしれません。そんな今こそ、大事な整理収納のポイントがあります。それは、そもそも「どのような暮らし・どのようなお部屋にしたいのか」理想を明確にする、ということです。

画像の説明

例えば、「すっきり・快適なお部屋」というワードは浮かびやすいですが、人によってすっきり度や快適に感じる程度、理想の空間イメージは異なります。さらに具体的に考えてみましょう。

床置きがない・テーブル上が水平線・探し物ゼロ・イライラしない・落ち着ける・ゆっくり本を読める・1秒で取り出せる・安全安心・ホテルライクな空間・好きな雑貨を飾る・お客様をいつでも呼べるなど…。

紙に活字で箇条書きにする、あるいはまずはインターネットで理想とする空間の画像を見つけてみる、でもOKです。

山登りは頂上という目標=ゴールが明確なので、そこを目指して歩いて行けます。整理収納も同じです。こんな暮らしをしたい!という整理収納の目標=ゴールを明確にすることで、まず一歩、進めようという気持ちにつながります。

また、理想を明確にすることで、「なんか違う…うまくいかない…」という理想と結果とのズレを防ぐこともできます。

例えば同じ文房具でも「すぐ取れるようにしたい」のであれば、よく使うテーブルなどでトレーや鉛筆立てにそのまま置くとすぐに取れます。でも「見た目をすっきり統一させたい」のであれば、トレーよりも中身の見えない引き出し収納の方が統一感は出ます。どのような空間にしたいのか=何を優先させたいのか、を明確にすることで、取り組むべきことも明確になるということです。

そして、ゴールが見えればペース配分も考えられます。漠然となんとなくやるのではなく、計画を立てることで、少しずつでも確実に前に進めていくことができます。まずは引き出し1つ、棚板1段、小さなスペースでOKです。少しでも整理をすれば、見つけやすい、取り出しやすい、すっきりなど必ず整理の効果を感じられます。それがモチベーションの維持につながり、継続的な取り組みが可能となります。どうせやるなら(笑)楽しく取り組めたほうがいいですよね。「引き出し1つできた♪」とできたことを認め、効果を感じるとワクワク取り組めますよ!

どのような暮らしを送りたいのか、を深めて考えていくと、つまり自分は何を優先させたいのか、何を大切にしていきたいのか、これからの生き方を考えることにもつながります。新年こそ、この1年どう過ごしていきたいのか、空間とモノを通して改めて自分と向き合う、そんな時間を少し作ってみていただくのがおすすめです。

整理収納コンサルティングstyle-R 金田玲子

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