叱ってもダメ!褒めてもダメ!それじゃどうしたらいいの???

こんにちは!office-asaji代表 佐々木麻路です。

リーダーシップ研修の中で、受講頂く皆様のお悩みは、仕事の意欲のない部下(年上の部下含み)をどうやったら動かせるのか?どうやったら仕事を進んでやってもらえるのか?というものです。
俗に言う、叱ってもダメ。褒めてもダメ。「承認」が有効と聞いて、ノウハウに従ってやってみたけどほとんど効果なし!人間関係は悪化し、辞めていく若い人たちも・・・。深い深い悩みです。

実はあるのです。
叱ってよし!褒めてよし!「承認」したらもっと良くなる方法が!叱ろうが、褒めようが、相手がその気になる。その方法とは、日常の中にあります。

画像の説明

常日頃、相手に関心を持ち絶大な信頼関係を築くこと。この人の言うことだったら聞く!なんなら、この人のようになりたい!と思ってもらえるような自分自身になる。関係を築く。

SARVANT LEADERS SHIP (サーバント リーダーシップ)
アメリカで1977年に出版された名著です。著者はロバート・K・グリーンリーフ。リーダーシップを学ぶ上で必須と言われるこの本に書かれてあることは、支配型リーダーから支援型リーダーへ。では支援型リーダーとはどのようなものか・・と言えば、紀元前2500年前のキュロス大王の逸話というものがあります。ちょっと長くなりますが、大事なポイントですのでここに記しますね。

「のちにキュロス大王となるその父がキュロスに聞いた。部下の忠誠を勝ち得るにはどうしたら良いと思うか?それを引き出す最良の方法はなんだ?
キュロスは答えた。献身する部下を称賛し、栄誉を授けそうでないものには咎めて罰を与える。
なるほどそれもあるだろう。しかし、それより遥かに、優れたシンプルな方法がある。相手の名誉や財産を相手以上に王が守ってあげる事だ。それを実行すれば部下は喜んで従う。」

現代風に言い換えれば、相手が関心を持っているもの。大切にしているものを相手以上に大切にする日常を作ること。逆さにして考えてみてください。自分が大切だな!と思っていることを自分以上に知って、理解し、さらにそれを常々伝えて気遣ってくれる人が側に居たら・・。こんなに嬉しいことはありません。

この人の力になりたい。この人のために動きたい!そんな人間関係(信頼関係)を作る。これこそ日常の些細な関わり方ですが、それが最も大切なことです。
その信頼関係のもとであれば、叱られたとしても、あぁよく伝えてくれたな。ありがたいな。反省してもう一度やり直そう!と素直に思えるし、褒められれば、それは最高の力付けになるし、日々の承認は部下の働きがいを作っていきます。

今の時代は、モノも仕組みも言動も小手先のものでは、通用しない時代になっています。そのことにいち早く気づき、本物の人間関係構築を作る自分になる!と決めた人が素晴らしいリーダーになっていき、また、その下で働く人たちも喜びを持って働けるようになるのではないかと感じます。
さらに、その人のもとで働いた人たちは、そのような優れたリーダーになっていく。最高の循環が社会に作り出されるのです。

相手を変える前に、まず自分自身の姿勢に違いをつくる。シンプルにとことん部下を好きになる。関心を持つ。それが整えば、相手は必ずあなたのいう言葉に「はい!」と言ってくれるようになるはずです。真摯に耳を傾けます。

母親は、自分の子供に関心を持っています。自分のことはほっておいて100%その幼子に気持ちが向いています。だから、子供は母親に絶大な信頼を寄せています。どんなに失敗してもうまくいかなくても、母親はしっかりと受け止めてくれると思っているから、子供はチャレンジします。毎日毎日チャレンジします。自ら動きます。

言うはやすし行なうは難しかもしれません。そしてある程度時間もかかります。うまくいかないこともあるかもしれません。サーバントリーダーシップ(奉仕するリーダー)この考え方が、職場でも家庭でも信頼関係構築の最大限の力を発揮する取り組みになると私は考えています。そしてそれは、いつからでもできます。今日からでも!たった今からでも!

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